大阪市鶴見区のN様邸の既存浴室はユニットバスでした。長年愛用してこられましたが取れない汚れもでておられたため今回お風呂リフォームをご検討されていました。
大阪市鶴見区N様邸 浴室リフォームの施工事例《マンション》
3室仕様の温水式浴室換気乾燥暖房機のお風呂を脱衣場と一緒に丸ごとリフォーム事例【リクシル リノビオV】
After
設備
- リクシル マンション用ユニットバスルーム リノビオV
- リクシル システム洗面化粧台 ピアラ
価格
115万円(税込)
サイズ
1317サイズ
工期
3日間
築年数
築20年
REQUESTお客様のご要望
〇築20年のマンションでお風呂が老朽化していたのが悩みでした。以前からリフォームしてもらう業者を探す中で、インターネットで『KANSAIお風呂リフォーム.com』さんを見付けて問い合わせし、浴室リフォームのお見積をしてもらうことになりました。他の業者さんよりお値段が安かったので気持ち良く決めさせてもらいました。
〇お話を進める中で、高さが低く使いにくかった洗面化粧台と水漏れしているような(気がする)洗濯パンも一緒に取替えしてもらうことにしました。
〇それならばいっそということで壁紙のクロスと床のクッションフロアも貼替してもらい、お風呂と脱衣場スペースの丸ごとリフォームをお願いすることにしました。
Before
浴室天井にある換気乾燥暖房機の大きさが大きいことから普通の電気式のものではないと分かりました。
天井の点検口を開けて中を覗くと、換気扇には4本の換気ダクトと給湯管を確認することができました。これはN様邸のお風呂が3室仕様(浴室・脱衣場・トイレ)の温水式換気乾燥暖房機、すなわちカワックであることが分かりました。
洗面化粧台はキレイでまだまだ使えそうでしたが高さが低く、使いにくいというお悩みがあり、今回お風呂と一緒にリフォームされることになりました。
そして、せっかくならと脱衣場の壁紙と床のクッションフロア、洗濯パンも今回のリフォームで取替えることに。
POINTご提案のポイント
〇大阪市鶴見区のN様邸の浴室リフォームのポイントはやはり3室換気仕様の温水式換気乾燥暖房機でした。電気式の換気扇と違い、温水式はパワーがある分、配管が複雑でサイズも大きい物になります。また、3室換気仕様の温水式換気乾燥暖房機はリクシルにも品揃えがないため、ノーリツ製の商品を組み込まなければならず、単一メーカーで規格化されていないことが注意点です。
〇この問題に対し、お風呂リフォーム専門店としてまず重要なのは、天井の点検口や照明について予め開口を開けた状態での納品ではなく、現場の組立時に開口をあける『天井パネル無加工』の状態でご提案することが大切です。単一メーカーで規格化出来ない分、大きい温水式換気扇が標準位置の点検口や照明とスペース干渉する可能性があるからです。N様邸ももちろんこの仕様でプランニングさせていただきました。
〇その他洗面化粧台や洗濯パンはオーソドックスなリフォームになりそうでしたが、N様邸はマンションの最上階にあり、最上階は往々にして特殊な設計でつくられていることが多く、解体してみてはじめて問題点が分かるケースが多々あります。そいういった意味でも大阪市鶴見区N様邸の浴室リフォーム工事は、マンションのお風呂リフォームの中でも難易度の高いリフォーム工事になることが分かりました。お風呂リフォームの専門店として安心工事をお届け出来るように頑張らせていただきます!
- 既存浴室解体工事
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それでは大阪市鶴見区N様邸のお風呂リフォーム工事がスタートです。
まずは第一工程としてN様邸のマンションの廊下やエレベーターといった共用部にキズを付けないように養生をさせていただきます。
次にN様邸の玄関からお風呂までのルートも養生させていただきます。
ドア枠にもキズを付けないように建具養生(黄色)を施します。
さて、準備が整ったらN様邸の既存浴室と脱衣場の解体を進めます。
まずは洗面化粧台から解体させていただきます。
本体キャビネットを外し、上段のミラーキャビネットも外します。
洗面化粧台の取外しは完了です。ここからはお風呂の解体と古い壁紙とクッションフロアの剥がし作業と並行していきます。
まずは天井の点検口から既存の浴室換気乾燥暖房を取外します。
温水式のため、雑な解体をすると漏水の怖れがあることから、
丁寧に慎重に解体を進めすぐに止栓させていただきます。
取外した換気扇が↑です。やはり電気式に比べてなかなかのジャンボサイズです。
ここからは浴槽、壁パネル、天井パネルの順番で解体を進めていきます。
ここでマンションの最上階特有の施工事例として、鶴見区のN様邸は既存の給水・給湯・追焚配管が下からではなく天井から降りてきている『天井配管』仕様であることが分かりました。
新しいユニットバス(リクシル リノビオV)は天井配管仕様で設計されていないため、ここは次工程の給排水工事で移設していきます。
続いて既存ユニットバスの床パネルと架台も解体します。
N様邸の既存ユニットバスが作られた頃は浴槽と洗い場が一体になっていた仕様が一般的であるため、
レシプロソーで切り離す作業が必要でした。この時かなりの騒音がでます。
仕上げに既存の浴室ドアまわりの額縁も取外しさせてもらいました。
最後にお掃除をして、大阪市鶴見区N様邸の浴室リフォームの解体工事が完了しました。
- 給排水・電気工事(仕込)
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解体が完了したら、N様邸の新しいお風呂であるリクシルのマンション用ユニットバスルーム『リノビオV』の仕様に合わせた給排水と電気工事の仕込みを行います。
まずはユニットバス組立業者が解体後の様子を確認しにきました。
解体後のスペースで新しいユニットバスが問題なく施工出来るかも含め、課題を明らかにしていきます。
ここではやはり給水(ブルー)・給湯(ピンク)・追焚(グリーン)の配管は天井からではなく下から配管するように指定がありました。
温水式換気乾燥暖房機用の配管はもちろんしたからではなく、
天井からのルートを新しいお風呂でも維持します。
また、洗面化粧台の給排水と電気工事の仕込みもこの段階で一緒に行います。
クロスとクッションフロアの捲りも完了し、仕込みは万全です。
以上で鶴見区N様邸の1日目、解体から給排水・電気工事の仕込みまでが無事完了しました。
- リクシル『リノビオV』組立工事
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さあ、N様邸お風呂リフォーム工事のスタートです。
まずはリクシル『リノビオV』の搬入からスタートします。
スペースが足りずN様宅前の共用スペースにも仮置きさせていただきます。
搬入が終わったらユニットバスの組立がスタートです。
新しいユニットバスを支える架台から組立します。
架台が出来たら洗い場の床パネルを取付します。
続いてマンション用ユニットバスの標準仕様である漏水対策の2重パンを据えて仕込みしておいた給水、給湯、追焚の配管をパンから通してコーキングでしっかり防水します。
次に浴槽を据えて側面のベースパネルを取付したら、
壁パネルと天井パネルを固定する支柱を一気に立てていきます。
鶴見区N様邸の新しい浴室の骨格が見えてきました。
ここからは屋外作業で壁面パネルにパーツを取付しながら、どんどん壁パネルを仕上げていきます。
さて、ここからは新しい温水式浴室換気乾燥暖房を取付ける天井パネルを加工していきます。
まずは『ご提案のポイント』でお伝えしました『無加工の天井パネル』に新しいダウンライトと換気扇の開口を新たに開けます。
これが工場で標準位置の開口で開けられた状態で納品されると、
ダウンライトと換気扇のスペースが重なってしまう事になります。
続いて換気扇用の開口を新たに開けて下準備が整いました。
開口部にダウンライトと換気扇本体を固定して天井パネルが完成です。
仕込みした天井パネルを据え付けしてパネルまわりのパッキンを打ち込みします。
鶴見区N様邸お風呂リフォームのユニットバス組立工程も終盤です。浴槽や床パネルと壁パネルとのスキマに防水のためのコーキングを施します。
。
最後に浴室扉を取付してN様邸のユニットバス組立工事(2日目)の全工程が完了しました。
- 浴室ドア額縁大工造作・脱衣場内装工事
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さあ、N様邸3日目の工事は新しい浴室ドア額縁取付の大工造作から始めていきます。
新しいドア額縁をはめ込むための壁面を造作します。
次に新しい浴室ドア額縁を適正寸法にカットしてリノビオVのドアアングルピースに差し込んでビス留めをして完了です。
そしてこのまま天井と壁のクロスを貼付けしていきます。
クロス工事が終わったら脱衣場の床クッションフロアを貼り付けします。スキマが出来ないようにジャストサイズで差し込みしながらカットしていく職人技が求められる工程です。
最後にクロスとクッションフロアを繋ぐ巾木を貼付けて大阪市鶴見区N様邸浴室リフォームの脱衣場内装工事が出来上がりました。
- 給排水・電気工事(仕上げ)
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いよいよ大阪市鶴見区N様邸のお風呂リフォーム工事(3日目)も最終工程です。
まずは新しく組立られたリクシル『リノビオV』に電気と給排水の繫ぎ込みをしていきます。
新しい温水式換気乾燥暖房機のリモコン配線を繋ぎます。
次にその浴暖に温水配管を繋ぎ込みして電気も給排水も仕上げが完了しました。
ここで新しい洗濯パンも取付します。お風呂リフォームとセットで洗濯パンのお取替をご希望されるお客様は非常に多く、おすすめのリフォーム工事です。
- 洗面化粧台取付工事
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N様邸のお風呂リフォームの仕上げは新しい洗面化粧台の取付です。
N様の新しい洗面化粧台はリクシルの『ピアラ』です。
最初に洗面台に新しい水栓とすぐにお湯を出すための『即湯システム』を仕込みしておきます。
ピアラの本体とミラーキャビネットを取付したら、洗面台横の壁面とのスキマにコーキングを施して洗面台の組立は完成です。
鶴見区N様邸の洗面化粧台はスライド引き出しを全開すると、新しいドア額縁に当たってしまうため、ピアラのオプションで『ドア枠回避』を選び、スペースを確保しておくのがポイントでした。
VOICEお客様の声
親身に色々と考えて下さりありがとうございました。新しいお風呂を家族全員で喜んでいます。
THANKS担当者より
大阪市鶴見区のN様、この度は『KANSAIお風呂リフォーム.com』に浴室リフォームをお任せ下さり、誠にありがとうございました。N様とは同郷ということが分かり、懐かしい中学校や毎年恒例の花火大会といった地元トークが出来て本当に楽しかったです♪マンションのお風呂リフォームでは難易度の高い工事ではありましたが無事に完遂することが出来て良かったです。