大阪市住之江区M様邸の既存のユニットバスは築16年の築浅マンションということもあり、とてもキレイな状態ではありました。
大阪市住之江区M様邸 浴室リフォームの施工事例《マンション》
お客様のオリジナリティ溢れる温水式換気乾燥暖房機(3室仕様)の浴室リフォーム工事【リクシル リノビオV】
After
設備
- リクシル マンション用ユニットバスルーム リノビオV
価格
98万円(税込)
サイズ
1418サイズ
工期
3日間
築年数
築16年
REQUESTお客様のご要望
〇マンションを購入した時にお風呂もリフォームしたいと考えていましたが、色々とタイミングが合わずに実現できずにいました。そこからようやく落ち着いてきたのでいよいよお風呂リフォームを進めることになりました。
〇タオル掛けをタオル掛けとして使うのではなく、S字フック等を利用してシャンプーやボディソープを引っ掛けれるようにしたい。
〇当初のプランは担当の野村さんから提案してもらいましたが、野村さんからこれから長く使う空間なので出来るならリクシルショールームに行った方が良いという事になり、リクシルの堺ショールーム予約してもらって夫婦で伺いました。完成後イメージがつかめたので行って良かったと思います。
Before
天井裏には温水式の浴室換気乾燥暖房機が。マンションでは難易度の高い浴室リフォーム工事となりそうです。
既存の浴室ドアは開き扉でした。新しいお風呂でも引き続き開き扉をご要望いただきました。
ドア横に壁収納があるため壁面が平らではなく、最後に浴室ドア枠をキレイに納めるためには、新しいバスの配置が重要になる案件でした。
POINTご提案のポイント
〇大阪市住之江区にお住まいのM様邸は築年数も新しく浴室の状態も良かったので、現場を採寸している時は少し不思議な気分でしたが、お引越しされて来たを伺って合点がいきました。当社でも物件の購入を機にお風呂をリフォームされたいというお客様からのご要望はとても多く、M様に新生活を新品のお風呂でお過ごしいただきたいと思いました。
〇M様邸の最大のポイントは既存のお風呂の換気扇が給湯器からお湯を送って温める温水式換気乾燥暖房機であったことです。これは大阪ガスさんが床暖房とセットでガスによるライフスタイルを提案したいわゆる『カワック』仕様のマンションであり、新しい換気扇はそれに適合していなければならいという少し難易度の高い浴室リフォームであることが分かりました。
〇ユニットバスの仕様や壁パネルの色決めについてメーカーショールームにお連れするのは当社では定番の流れにさせていただいております(もちろん強制ではありません💦)。カタログでは微妙な色合いもそうですが、実物を見て初めて良さが分かるオプション等もあります。これから20年以上過ごされるご家族の大事な場所になりますので、これから浴室リフォームをお考えの皆様も是非ご検討いただければと思います。
- ユニットバス解体工事
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さあ、それでは大阪市住之江区M様邸の浴室リフォーム工事(リクシル『リノビオV』)がスタートです。よろしくお願いします。
まずはM様邸の既存のユニットバスの解体から始めていきます。
最初の工程はマンションのエントランスから廊下、エレベーターにキズを付けないように養生を施すところからスタートします。
M様邸の玄関から浴室までのルートも床養生の定番『エコフルガード』でしっかり保護させていただきます。
養生が済んだら解体を始めていきます。まずは浴室のドアを外し、天井と壁パネルを接合するパッキンを取り外していきます。
続いて浴槽を外すために湯はり・追焚用のアダプターを外し、洗い場のカウンターやシャワーも外します。
カウンターを外すとそのままのカタチでカビ汚れが...現在取外してお掃除できるカウンターが主流になった事がよく分かります。
ミラーの取外しは慎重に。特に横型ミラーは重量があり落としやすいため注意が必要です。
ここで既存の浴槽を取外します。FRPの浴槽のため見た目以上に重さは軽くてスムーズでした。
換気扇も撤去してこの通り。新しい温水式換気乾燥暖房機は従来の物に比べて軽量のため、天井吊の必要はないためそちらも取外してしまいます。
天井パネルも取外します。住之江区M様邸の既存ユニットバスは築年数も新しく天井パネルもすでに二分割仕様のためこちらもスムーズでした。
そしてここでM様邸のポイントである温水式の浴室換気乾燥暖房機も顕わに。
当時の同換気扇は重量があるため、天井吊の仕様になっていることが分かります。
ここからは一気に壁パネルを撤去していきます。浴室スペースの壁スラブ(コンクリート)が見えてきました。順調に解体が進んでいます。
ここからは床パネルと架台の撤去です。先に床パネルと繋がっている排水管を外します。
二人掛かりで床を起こしたら搬出のためにサンダーを使って二つにカットします。
想像市場にしっかりした床架台でカットには想定以上の時間を要してしまいました。
以上で既存ユニットバスの本体の解体工事は完了しました。床スラブ(コンクリート)にも凹凸がなく、
翌日のユニットバス組立もスムーズに進みそうです。
最後に新しい浴室ドアの開口用にドアまわりを適正なサイズにカットします。
最終日の浴室ドア額縁を取付ける上でキレイに開口しておくことがポイントになります。
- 給排水工事(仕込み)
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ユニットバスの解体工事が終わったら住之江区M様邸お風呂リフォームの第二工程は、新しいユニットバス用に給水・給湯・追焚配管の仕込みです。
現在は地震がきても割れたりしない樹脂管が主流です。新しいバスの所定の位置に樹脂管を延長していきます。
ピンクの樹脂管はお湯(給湯)用の配管になります。
白の樹脂管は追焚用の配管になります。
以上で大阪市住之江区M様邸の浴室リフォーム工事1日目の工程が全て終了しました。ありがとうございました。
- ユニットバス組立
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大阪市住之江区M様邸浴室リフォーム工事の二日目はユニットバスの組立です。
まずはマンションの管理人さんに最適な搬入トラックの駐車場所を確認し、マナーを守って搬入していきます。
M様邸の玄関先をお借りし組立工程順に配置しながらリクシルのマンション用ユニットバスルーム『リノビオV』の全パーツの搬入が完了しました。
さて、いよいよユニットバスの組立工程がスタートです。
まずはユニットバスを支える架台の組立から始めます。当然緻密に水平をとる必要がありますが、住之江区のM様邸はとても床スラブ(コンクリート)の状態が良く、水平のとりやすい物件でした。次に、架台が組み上がったら排水口と排水管を繋ぎ込みします。
ここで忘れていけないのが架台の脚を床スラブ(コンクリート)に接着させる工程です。
接着剤である『主剤』とすぐに固めるための『硬化剤』を混ぜ合わせリクシル指定の接着剤を生成します。
こちらを床スラブと全ての架台の脚に塗り付けし、ユニットバスをガッチリと固定するのです。
そしてこの段階で新しい床パネルも据え付けします。もちろんキズが付かないように段ボールで養生を施します。作業スペースが一気に広がりました。
マンションのユニットバス最大の特徴である2重パン。つまり、浴槽の下に水受けがある2重構造用のパンを据えます。
2重パンが据えられた給水管と給湯管を通し、洗い場の水栓と繋ぎ込みする『裏配管』を取付します。
さあ、ここからはついに浴槽据え付けです。住之江区M様邸の新しい浴槽はFRPではなく、人工大理石仕様ですが現在は軽量化が進み職人一人でも担ぎ上げることが出来ます。
新しい浴槽が据えられたらもちろんすぐに専用の段ボール養生を施します。
続いて、壁パネルと天井パネルを固定する支柱(ジョイナー)を一気に立てていきます。M様邸のお風呂リフォームも完成後の浴室の姿が見えてきました。
さて、ここからは屋外に出て壁パネルの仕込みを行います。壁パネルの所定の位置にスライドバーやフロフタフック等を取付します。
出来上がった順に壁パネルを支柱に固定していきます。
さあ、ここからは住之江区M様邸浴室リフォームの目玉である温水式換気乾燥暖房機を天井パネルに組立していきます。
まずは天井パネルに換気扇用の開口を開けます。
次に天井パネルに換気扇用の補強金物を取付します。軽量化されてきたとはいえ通常の換気扇よりははるかに重いため、この補強金物はリクシルでも推奨されています。
そして開けた開口に換気扇をはめ込みし、しっかりとビス留めします。
以上で大阪市住之江区M様邸の3室換気仕様温水式浴室換気乾燥暖房機の仕込みが完了です。
仕込み終わった天井パネルを壁パネルに差し込みし、M様のパネル固定が整いました。
続いてメインとなる浴室水栓を取付します。
さらに2重パンを通した給水と給湯管をリノビオVの裏配管と接続します。
リクシルのマンション用ユニットバスルーム『リノビオV』の組立最終工程として防水用のコーキングを施していきます。こちらは当日は乾かないため、一晩は触れないようにM様にもお願いさせていただきました。
以上で大阪市住之江区M様邸のお風呂リフォーム工事、ユニットバス組立(2日目)の工程が全て完了しました。
- 浴室ドア枠まわり大工造作工事・クロス貼替工事
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さあ、大阪市住之江区M様邸の浴室リフォーム工事も最終日の3日目がスタートです。
まずは新しい浴室のドア枠まわりを採寸して適正サイズに樹脂製のドア枠をカットして組立していきます。
組立したドア枠を仮はめしてサイズの確認をします。
ジャストサイズでドア枠が納まることを確認する事ができました。
仮はめしたドア枠を固定するための下地となる柱を造作していきます。
M様邸は既存の状態から強度が高いマンション間柱を使用されていたため、新しい下地もマンション間柱をご用意させていただきました。
クロスをはるための下地造作も完了させて大工造作がカタチになっていきます。
最後にジャストサイズで造作した下地にドア枠を丁寧にビス打ちしていきます。
ドア枠まわりの大工造作が完了したら、浴室まわりの壁面に新しいクロスを貼り付けていきます。
以上でM様邸のドア枠まわり大工造作とクロス工事が完了です。
壁面クロスのチョイスは当社ではなくM様にお願いしましたが、濃淡に味がある全く違和感がない絶妙の選定でした。感服しました。
- 給排水・電気工事(仕上げ)
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住之江区M様邸のお風呂リフォーム工事も最終日の最終コーナーです。
天井裏の作業のため同じような構図になりますが、温水式換気乾燥暖房機(3室仕様)の換気扇に水道職人さんと電気職人さんが順番に繋ぎ込みを行います。
3室(浴室・脱衣場・トイレ)の換気ダクトを繋ぎ込みし、温水配管も換気扇に接続が完了しました!
ここからは接続した換気扇と給湯器のマッチングを行います。もちろん細心の下準備と下調べを進めてこの時を迎えていますので、まず間違いはありませんが少しドキドキします。給湯器から『END』のマッチングOKの表示が出たのは新しい温水式浴室換気乾燥暖房機と既存の給湯器のマッチング完了の合図です。無事に完了させていただきました。
ここからは自動湯はりと追焚き、浴室換気、乾燥、暖房の試運転をそれぞれ行います。全て正常に作動しました。
以上を持ちまして大阪市住之江区M様邸の浴室リフォーム工事の全工程が完了しました。
VOICEお客様の声
我が家のお風呂リフォーム工事ありがとうございました!いい感じにして頂いて大満足です(^^♪数社のリフォーム会社にお見積はお願いしたのですが、野村さんの説明が一番分かりやすくて良かったと思います。安心してお願いすることが出来ました。
THANKS担当者より
大阪市住之江区のM様、この度は『KANSAIお風呂リフォーム.com』にM様のお風呂リフォームをご依頼いただきまして、誠にありがとうございました。M様ご夫婦のご協力のおかげでとてもスムーズに浴室リフォーム進めることが出来ました。タオル掛けを低い位置に取付してシャンプー等を引っ掛けるM様のアイデアは手にとりやすいという機能性だけでなく、水切れの良さからカビ汚れも発生しにくいという斬新発想です。私共もとても勉強になりました。本当にありがとうございます。